1992-05-26 第123回国会 衆議院 決算委員会 第6号
次に、一般会計の歳出につきましては、当初予算額は二兆五千四百十四億二千四百二十八万円余でありますが、蚕糸砂糖類価格安定事業団在庫生糸の特別処分による損失補てんに必要な経費等として予算補正追加額三千百四十八億七千五百三十一万円余、既定予算の節約等による予算補正修正減少額二百六十四億四千八百十九万円余、北海道における農業基盤整備事業を実施するために必要な経費等について、総理府所管から移し替えを受けた額二千五百九億二千十七万円余
次に、一般会計の歳出につきましては、当初予算額は二兆五千四百十四億二千四百二十八万円余でありますが、蚕糸砂糖類価格安定事業団在庫生糸の特別処分による損失補てんに必要な経費等として予算補正追加額三千百四十八億七千五百三十一万円余、既定予算の節約等による予算補正修正減少額二百六十四億四千八百十九万円余、北海道における農業基盤整備事業を実施するために必要な経費等について、総理府所管から移し替えを受けた額二千五百九億二千十七万円余
繭及び生糸の価格安定につきましては、繭糸価格安定制度を適正に運用するとともに、蚕糸砂糖類価格安定事業団の生糸在庫及び負債を整理するための特別の勘定の欠損金を補てんするため、蚕糸砂糖類価格安定事業団在庫生糸特別処分損失補てん交付金を交付いたしました。
事業団の在庫につきましてこのように定時、定量的に売り渡しが行われることによりまして、国内の輸入牛肉の需要者は事業団在庫からの輸入牛肉の供給を前提とした輸入牛肉の手当てができる、こういうこともございますので、言ってみれば不必要な輸入による需給と価格の混乱を未然に防止することができるんではないかというふうに考えております。
それで、平成二年度末には輸入牛肉の在庫数量というのは事業団在庫が五万七千トン、民間在庫と合わせますと約十一万トン程度ということでございます。
○安橋政府委員 在庫水準でございますけれども、事業団在庫と民間の在庫、当然あるわけでございますが、ただいま私が申しましたのは事業団の方の在庫でございますが、民間在庫と合わせました水準で、現在の在庫というのはほぼ適正ではないかと思っているわけでございます。
まず、最近の生糸の需給について、あるいは生産、輸入、消費、それから事業団在庫の水準について、農水省としての見方はどう見ているのか。 いずれにしても、生糸価格の状況につきましては、既にシルクブームが消えて価格が下がっているわけでありますが、現状の実勢糸価水準、これについて農水省の認識をまずお示しをいただきたいと思います。
○村沢牧君 次は、事業団の在庫について聞きますが、生糸の事業団在庫は五十八年には十七万八千俵もあったんですが、現在は幾らありますか。
一般会計予算の歳出の補正につきましては、追加する経費を特に緊要にしてやむを得ないものに限ることとし、災害復旧等事業費四千二百五十六億円、給与改善費二千六百七十七億円、厚生保険特別会計へ繰り入れ一兆五千億円、蚕糸砂糖類価格安定事業団在庫生糸特別処分損失補てん交付金一千二百十四億円、日本国有鉄道清算事業団補助金四千五百億円、地下高速鉄道建設費補助金等一千三十三億円、住宅金融公庫交付金等五千九百九十三億円
繭及び生糸の価格安定につきましては、繭糸価格安定制度を適正に運用いたしますとともに、蚕糸砂糖類価格安定事業団の生糸在庫及び負債を整理するための特別の勘定の欠損金を補てんするため、蚕糸砂糖類価格安定事業団在庫生糸特別処分損失補てん交付金を交付いたしました。
くどくどとしたことは申し上げることはなかろうかと思いますけれども、急激な需要の減少を背景にしながら過剰状態が続くという実態がやはりあったわけでございますし、一時期は十七、八万俵に及ぶような事業団在庫を抱えたということもございました。そういう状況の中で、できるだけ需要の動向に即したような弾力的な価格政策ということで、一定の価格政策が行われたという事情もあるわけであります。
あわせて、今後事業団在庫の適正水準を回復することができるかどうか、その自信はお持ちですか。
繭及び生糸の価格安定につきましては、今後の蚕糸業の健全な発展を図る見地から、繭糸価格安定制度を改正し、異常変動防止措置の廃止等の改善を行うとともに、蚕糸砂糖類価格安定事業団に生糸在庫、負債等を整理するための特別の勘定を設け、同勘定における欠損金を補てんするため、蚕糸砂糖類価格安定事業団在庫生糸特別処分損失補てん交付金を交付いたしました。
細かいことは言いませんけれども、これは業界、あなたなんか知っておるように、乳製品というのは七〇%程度は事業団在庫に依存しておりますが、三〇%がスポット買いですね。外資なんかはほとんど全部スポットでやっておるのですね。いろいろな菓子業者からいろいろな業界の諸君に会って話すと、もう足らぬ、だから輸入になるかもしれませんという声が出ておるわけなんですね。それほど窮迫しておることは事実ですよ。
我が国で輸入しております豪州産牛肉のうち、アメリカ、豪州側から当方に伝えられております、いわゆる農薬残留が認められているサンプル牛肉が生産された工場も提示を受けておりまして、ここで生産されたものについては事業団在庫として処分を保留して保管しておるところでございますけれども、全体につきましての扱いをできるだけ早く厚生省と相談をしまして、その方針に沿って処分の仕方を考え、安全な牛肉供給が図られるようできるだけの
がございますが、高いとか、また生活費がかかって売れない、そんなことで大変いろいろな困難な問題を抱えておりますが、今度おかげさまで繭糸価格安定法及び蚕糸砂糖類価格安定事業団法の一部を改正する法律案が御審議いただきまして可決成立したものですから、これを踏まえまして絹需要の拡大を図りますとともに、需要の動向に即応した繭生産の推進とか、あるいは輸入絹織物、生糸等の抑制を図り積極的な需給改善を図るとともに、先ほどの事業団在庫
一方で需要が減退を続けておりますし、国内生産の方、なかなかコスト低減が難しいということもございまして、私ども新しい価格安定制度のもとで全体として需給の均衡を目指しながら、さらに事業団運営についても慎重を期してまいりたいと思っておりますが、当面の問題としましては、これの新しい制度に基づきまして、現在十七万俵余りあります事業団在庫をできるだけ時価に悪影響を及ぼさないような方法で需給関係を見ながら逐次処分
本法律案は、最近における生糸需給の不均衡、蚕糸砂糖類価格安定事業団における大量の生糸在庫の累積等の蚕糸業をめぐる諸情勢にかんがみ、繭及び生糸の価格の安定に関する措置を改めるとともに、事業団在庫生糸の処理の円滑化を図るための措置、蚕糸業振興資金の拡充等の措置を講じようとするものであります。
そうすると、今回の改正案の中で事業団在庫糸処分に対する「一般競争入札その他の生糸の時価に悪影響を及ぼさない方法」でというふうなことが書いてありますけれども、今のようなことで今後もやられていもきますと、全く何の歯どめにもならないということを逆に私は立証したと思いますよ。そこで、買い入れ中は売り渡さないと、ここで法文上も明記すべきではないか。これは主張です。
それに加えて、事業団在庫糸を放出し、異常な相場がまたつくり出されたんですよ。しかも、つくり出された糸価相場を追認する形で、異例の価格期中改定を二十六年ぶりに強行したんです。
○政府委員(関谷俊作君) 研究会報告の全体の基調でございますが、これは御指摘がございましたけれども、決して事業団在庫の増大ということ、あるいは事業団財政の問題ということだけではなくて、そういう在庫に象徴されますような近年のやはり生糸の需給の不均衡、いわばその原因はどこにあるか、長期的な意味で対策はどうか、こういうようなことで御検討いただいたわけでございまして、結論は、今回御提案していますような繭糸価格安定制度
現在御審議中の法案で、事業団在庫生糸の特別売り渡しの方途が開かれると伺っておりますが、事業団在庫生糸の軽減が急務であることは私も承知をいたしておりますが、放出に当たりましては、時価に悪影響を及ぼさないことを最優先の上、長期的な需要の見通しを立てていただき、その上に立った計画的放出の調整をお願いしたいと思います。
その第一は、中間安定制度をもとにした新しい安定価格制度のもとで繭と生糸の価格安定を図っていく、第二は、需要の振興と輸入の調整で需給の均衡を図っていきたい、第三は、事業団在庫の適切な処理等、第四は、主産地形成あるいはまた中核養蚕農家育成を図っていきたいという、以上大体四点であったわけでございます。
それから、問題の事業団の在庫の放出の関係ですけれども、先ほど申し上げましたように、今回の改正によりまして確かに計画的に放出をしていくということでございますが、この放出の仕方によってはかなり糸価に影響をするということは冒頭申し上げているとおりでございますので、この運用を誤らないようにしていただくならば、必ずや段階的に事業団在庫は圧縮されていくであろう。
また、事業団在庫の問題でございますが、先ほどお話がございましたけれども、これも繭と生糸の需給の中長期の見通し、できますれば、やはり単年度の需給関係見通しをしっかり立ててひとつ運営をしていただきたいというふうに考えております。
昭和六十年度予算において計上されております蚕糸砂糖類価格安定事業団在庫生糸特別処分損失補てん交付金四十四億八千八百万円は、この特別勘定に繰り入れることとしております。 第三は、蚕糸業振興資金の拡充についてであります。
また、各種の需要増進対策を初めとする需給改善対策等の推進により事業団在庫の軽減を図っているところでございます。さらに今般、異常変動防止措置を廃止するとともに、在庫生糸の特別予約制の道を開き、そして事業団に特別勘定を設けこれまでの在庫生糸とか、借入金等を整理する等を内容とする繭糸価格安定法及び蚕糸砂糖類価格安定事業団法の一部を改正する法律案を国会に提出しまして今御審議願っているところでございます。
しかし、近年におきます絹の需要の減少、事業団在庫糸の圧力等による長期的な糸価の低迷、そういう状況から繭の生産動向は年々に減少をいたしておるのは御承知のとおりであります。特に五十九年度はさらに政府の指導により生産調整が強力に行われて、生産量が五万トンに落ち込んでいるという状況でございます。
国内生産の現状維持を極力図りながら、かつ糸価に影響を与えない形で在庫を放出する、この一つの方法として、保税加工用の生糸、これは五十八年、五十九年度とも約二万俵あるわけですけれども、この輸入を大幅に減らして、そこに事業団在庫の糸を充てる、こういう考えは非常にいいと思うのですけれども、いかがですか。
○関谷政府委員 保税加工につきましては、これは保税して加工に充てられるという確認と申しますか、そこのチェックだけでございまして、数量的にそれを抑えて、それに事業団在庫を回すというのは、数量的な抑制は制度としても建前としても不可能になっております。